着物を初めて着たときに足が痛かったので、着物を着るのが嫌になってしまった。というお話をよく聞きます。
昔は何処の町にも履物屋さんがあり、一足ずつ丁寧に挿げてくれたものです。しかし、現在では、需要の低下や後継者不足などで履物を専門的に扱うお店も激減しています。
かわちやでは少しでも着物愛好家の皆様の足の悩みを取り除こうと履物コーナーを常設いたしました。
鼻緒挿げ師も常駐していますので、鼻緒の調整や挿げ替えなど履物のお悩みにもお答えいたします。
かわちやでは、“おしゃれは足元から”というテーマのもと、オリジナルブランド『霞中庵』をデビューさせました。『霞中庵』の草履は国内有数の革の産地姫路の革工房で丁寧に染め上げられた牛革を使い職人が一足ずつ丁寧に作り上げていきます。自然の風合いを残した革独特の質感と個性的な鼻緒とのコラボレーションによって、よりおしゃれな足元を演出いたします。
かわちやの中庭にあるお茶室は、戦後間もないころ河内屋初代大橋竹次郎が竹内栖鳳の別邸『霞中庵』を訪れた際に大変感銘を受け、中庭にお茶室を作り『霞中庵』と名付けました。かわちやオリジナルブランドは初代竹次郎の創業精神に立ち返るため『霞中庵』と名付けました。草履のかかとに刻まれたロゴはかわちやオリジナルブランドの証です。
少し天然のムラがあるのも本物の革の証。霞中庵の草履は牛革の自然の風合いを残しています。
着物とのコーディネイトは紬や小紋、色無地また木綿やウールなどと相性がよく、友人との会食や観劇、ショッピングなどプライベートの時間をよりリッチに演出します。
個性的な台と鼻緒を組み合わせることによって、自分だけのオリジナルの組み合わせを見つけましょう。(下記の組み合わせは一例です。鼻緒の生地も貴重な布を使っているため、無くなり次第終了となります。)
伊勢木綿の布団縞が印象的でブルーの台にとてもよく生えます。シンプルでモダンな無地感覚の紬とコーディネイトしてショッピングにお出掛けしてみては・・・。
少し明るめの茶に白の更紗柄の鼻緒が印象的な組み合わせ。小紋や無地と合わせて、観劇などにお出掛けしてみては・・・。
ベージュの台に緑のモダンな小紋柄の鼻緒。友人との会食の際に・・・。
革の台に革の鼻緒。シンプルでありながらより個性的な足元を演出できます。