『染めの着物に織の帯』 『織の着物に染めの帯』
という言葉が着物の世界にはあります。つまり正装、礼装に使われる染めの着物には格調高い織の帯を合わせます。
着物の着用シーンで礼装(準)というと、冠婚葬祭そしてお茶会などが考えられます。
おさらいですが、冠婚葬祭とは
【冠】 七五三や成人式など人生節目の行事を意味します。
【婚】 結婚式にまつわる行事を意味します。
【葬】 死者との別れの儀式を意味します。
【祭】 正月やお盆などの年中行事を意味します。
両方の着用シーンで共通するのは、自分が主役ではないということ。
つまり、相手に失礼のないようにという気持ちで着物、帯選びやコーディネイトを考えます。
礼装に合わせる帯の柄は、正倉院文様や有職文様など格調高い柄を合わせます。
色々なシーンにマッチする西陣の唐織袋帯
写真の帯は唐織の菊唐草文様の袋帯です。
唐織は能装束や打掛の織として知られ、一見刺繍に見える織は立体感と光沢感が特徴です。
白地にカラフルな色使いが印象的ですが、中間色を使っているため、コーディネイトもしやすくどんな地色の着物とも相性がいいので、とても重宝します。
この帯はオンラインショッピングでも購入できます。
詳しくはこちら
かわちやオンラインショッピング西陣唐織袋帯(菊唐草文)のページ