最近、周りの方で普段から下駄を履いてみえる方がちょくちょくみえます。下駄というと浴衣の履物というイメージですが、普段着用の着物に着てもいいし、洋服でもOKです。夏が終わっても履いて下さいね。
ひとくちに下駄といってもいろいろな形があります。
この下駄のように前の歯が斜めになっているものを『のめり』といいます。『のめり』の中でも、後ろの歯がこのような形になっているものは『千両』といいます。昔から千両役者が好んで履いたことからこの名前が付いたそうです。
下駄の特徴は後ろの鼻緒を留める際のかざり巻き。余った紐をくるくると巻いていきます。かわちやでは、台と鼻緒を別々に選んで足に合わせておすげいたします。