昨日の和風総本家で白鷹お召が特集されていました。
紹介されていたのは、板締め絣といって白鷹のお召の中でも、もっとも手間のかかる絣のお召。
現在では白鷹の工房は2軒で、今後続いていくためには板締めの板を作る職人さんをどう確保していくかが課題だそうです。
今回かわちやが制作しているのは絣ものではなく、縞の白鷹お召ですが、いずれ絣のものも作ってみたいですね。(すごく高くなりそうですが・・・)
さて、前回の記事の続報です。
山形県白鷹町で織っていただいている白鷹お召の糸をお茶で染めた写真が送られてきました。
みなさんお茶で染めたというとグリーン系の色を想像されますが、媒染(色を定着させる工程)の種類により、鉄媒染はグレー、アルミ媒染は茶系に染まります。
お茶のイメージであるグリーンという色は草木染の中ではかなり抽出しづらいようです。
草木染で鮮やかな色の緑を表現する場合、黄色と青色ま混ぜて緑を表現していることが多いようです。
完成までもうしばらくお待ちください。