着物の着姿を見るときに、帯や帯締め帯揚げのコーディネイトに目がいきがちですが、以外に大切で隠れたオシャレとこだわりを見せることができるのが『八掛』。
昔は若い人は明るめの赤やオレンジ、年齢が上がっていくとエンジやからし色など殆ど方が定番の色を使っていましたが、最近はこの『八掛』で個性を出すことが着物の楽しみの一つにになってきています。
最近では着物の地色と共色の濃い目か薄い目の色を入れるというのが多いようですが、もちろん自分自身の好きな色を選んでぜんぜんOKなんですよ。
八掛を選ぶ際に、現物があればよいのですが、たいていは小さな色見本から選ぶことが多いので、大きくなった場合にどれくらいのバランスになるか想像力が必要になってきます。
いきなり、冒険するのではなく、いつも使う色から少しだけ濃さを変えてみたりすると失敗がありません。
八掛は裾と袖の部分からのぞきます。歩いたときなんかはうしろから裾の八掛がよく見えますね。
袖の部分も1~2mmほどラインが入るので色選びも大切ですね。
かわちやkimono教室(着付教室)ではきれいな着姿をモットーにしながらも、より気軽に着物を楽しむ方法を、それぞれの方のご要望に応じてゆっくりと学んで頂けます。