当店のお着物と帯が美しいキモノ2018年夏号に掲載されています。

４４ページに掲載

上品なクリーム地の生地に先取りの秋草の柄を控えめに配した夏の付け下げに、薄ブルーの絽の綴れ帯をあわせて涼しげに夏のお出かけを演出。

４８ページに掲載

最近は着物雑誌で付け下げが特集されることが多く、今回の夏号にも夏の付け下げが多数特集されています。少しおさらいですが、付け下げは訪問着よりも柄付けが控えめで、以前は華やかな訪問着に比べて、利用頻度があまりないということで一時期生産量も減っていましたが、現代の着物シーンでは、洋服感覚に近い落ち着いた印象がモダンに感じるため、また人気が出てきました。また、着物の格としては、訪問着の次（ほぼ同等）で、キチッと感もありながらも、帯や小物次第でカジュアルダウンできるので、フォーマルシーンだけでなく、少し砕けた場所での勝負服として利用幅が広く、重宝します。今回の夏号には、当店の夏の付け下げと帯も掲載されていますよ。クリーム地の夏生地に秋草を配した、上品な付け下げで、八寸の綴れ帯とコーディネイトされています。美しいキモノのコーディネイトでは、帯は薄い水色、帯揚げは薄い緑色とクリーム色の着物の地色と溶けこむようなトーンの小物を使っていますが、帯締めにはスキッと印象の強い水色で、涼やかさを印象付けるコーディネイトになっています。このように特に夏のコーディネイトはあまり色数を多く入れずに、スキっと涼やかにまとめるのが上手にコーディネイトするコツです。

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