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着物で歌舞伎をたのしもう!【歌舞伎に実際に行ってみよう】大人の女性のための着物着こなし術(番外編)

7月に入り猛暑が続いておりますが、夏バテなどしていないでしょうか?ニュースでは災害と言ってもいいレベルだと連日ニュースで報道されておりますが、確かにこれまで体感をしたことのない暑さだと感じます。

穂の国

そんな猛暑の中ではありますが、豊橋の穂の国豊橋芸術劇場で行われた巡業公演を見に行ってきました。巡業公演とは普段歌舞伎を見ることのできない地方の市民会館や劇場などが歌舞伎の劇場に変わり、それぞれの建物によって、独特の雰囲気を楽しむことができます。また、普段あまり行かない都市にも訪れるきっかけになり、ちょっとした旅気分も味わうことができます。今回の豊橋の公演では、近江のお兼、御所五郎蔵、高坏の3演目が上演されました。

歌舞伎を見に行く前に行うこと

チケットを予約する

さて、今回は実際に歌舞伎を観に行く方法を書いていきたいと思います。まず、観劇するにはチケットをとらなければなりません。例えば、歌舞伎座での観劇をする場合、チケットを取る方法ですが、電話で予約する方法とwebで予約する方法があります。実際、電話で予約したことがありますが、発売日当日はなかなか繋がりません。ですから、webでのチケット予約が一番スムーズではないかと思います。松竹のページやチケットぴあ等でチケットの予約ができますが、劇場によっては劇場のチケットセンターに予約しなければならない場合もあります。冒頭で少し触れました豊橋の穂の国芸術劇場での公演では、こちらの劇場のチケットセンターでチケットを予約しました。

公演ごとに違いますので、予約の際注意が必要です。

松竹や劇場の会員になる

さらに、頻繁に歌舞伎に行かれるなら、松竹や劇場などの会員になることをお勧めします。

松竹歌舞伎会例えば、私も入会していますが、松竹歌舞伎会に入会すると毎月会報が送られてきたり、発売日より一日早くチケットの購入ができます。また、チケットの購入回数により、会員ランクが上がり、さらに早くチケットを予約することができます。チケットを予約する際に、どの席を予約するか選びます。席には1等席、2等席、3階A席、B席(劇場によって呼び方が違います)などありそれぞれ価格も変わります。もちろん1等席などは役者さんと近い場所でみることができますが、2等席や3階席などもそれぞれの場所ならではの良さがありますので、いろいろな場所で見て、自分なりの楽しみ方も見つけてみて下さい。

会報誌『ほうおう』
松竹歌舞伎会の会員には、毎月送られてくる会報誌『ほうおう』は、旬の役者のインタビュー記事や各劇場の公演情報が載っています。

松竹歌舞伎会

松竹歌舞伎会


松竹歌舞伎会


松竹歌舞伎会
割引き券ついてきますので、たくさん見られる方は会員登録がお勧めです。

歌舞伎に出かける

チケットを手に入れたら、いよいよ歌舞伎にお出かけです。

歌舞伎の公演時間は基本的に昼の部と夜の部があり(三部構成の時もあります)、昼の部11:00~、夜の部16:30~の時間帯が多いようです。ですから、途中で食事を挟むことが多いのですが、劇場によっては席で食事をとれないところもありますので、注意が必要です。お弁当は、幕間でとるのが基本ですが、幕間は15分から25分程度なので、お弁当を食べる場所やお手洗いの時間など計算しておくことが重要です。
お弁当の手配は、当日買うこともできますが、数に限りがあるので、事前に予約しておくとスムーズに受け取れます。

席に着く前に、いろいろな売店が存在します。その中で、私はプログラムの購入とイヤホンガイドを利用します。


歌舞伎

プログラムは、公演された演目の解説が書いてあるので、どのような演目なのか幕間に読んで内容を把握しておくとよりたのしめます。

イヤホンガイドとは、解説の方が舞台の進行に沿って解説してもらえるので、歌舞伎初心者の方は、イヤホンガイドを利用すると、どのような場面のどんなことをしているシーンなのかわかりやすいので、おすすめです。

観劇の際の注意点

観劇の際、季節によっては暑い、寒いなどありますので、夏場の暑い季節には扇子を持っていったり、冬場にはひざ掛けなどを携帯して、温度調節してください。

観劇の際にはほかのお客様も一緒に見られます。ほかのお客様にご迷惑が掛からないように配慮しながら観劇してください。

あとは、どんどん出かけて行って自分なりの楽しみ方を見つけてみて下さい。何度も何度も出かけていくと毎回色々な発見があり、より歌舞伎の楽しみ方が増えていきます。
粋でおしゃれな着物ファンを目指して、歌舞伎をご堪能してください。

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