愛らしい2匹の猫の表情が何とも印象的な更紗の猫の名古屋帯。この名古屋帯を制作したのは新宿の江戸更紗の工房『二葉苑』。
『二葉苑』は創業が1920年と古く、染の技術が一級品であるのはもちろんですが、現代感覚にマッチしたデザインのセンス、そして色柄のセンスが大注目の工房です。
二葉苑のことはこちらのページにも詳しく載っていますので、是非ご覧ください。
猫の柄は結構見かけるのですが、あまりリアルすぎても使いづらいし、かといってかわいらしすぎると飽きがきてしまうので難しいモチーフなのですが、猫のかわいらしい表情を残しつつも、リアルになりすぎず、絶妙なバランスにデザインされています。また、2匹の猫の背中にポップに、そして印象的な配された花柄は江戸更紗工房ならではのこだわりが感じられるそんな名古屋帯です。
着用シーン
美術館・博物館鑑賞 友人との会食・同窓会 歌舞伎・落語鑑賞 お茶のお稽古 ショッピングなど
コーディネイトがしやすい色なので、白地の大島紬でも濃い焦げ茶や黒地の紬などとも相性がいいです。