南の織りと東の染めというと、どんな着物を想像しますか?
まず、南の織物と言えば、沖縄の琉球絣、久米島紬、宮古上布、八重山上布、芭蕉布、花織など、そして奄美大島や九州の大島紬など数えきれないほどの種類の織物がありますね。
東の染めというと、江戸小紋、江戸更紗、東京友禅、江戸紅型などこれまた色々あります。
今回、12月1日〜3日のイベントで展示させてもらう着物は、南の織りの代表格『大島紬』と東の染め『江戸更紗』。
『なーんだ。大島紬ならどこでも、見れるじゃんと思われた方。』
今回の大島紬は一味違うんです。
今回ご紹介する大島紬は「紬のふくはら」という工房で作られたもの。もちろん、伝統的な大島紬も作っていますが、大島紬の枠にとらわれないモノづくりが特徴。
「こんな大島紬もあるんだー」と感激すること間違いなしです。そして、その大島紬にあわせてコーディネイトするのが江戸更紗の「二葉苑」の帯。
シンプルな着物に更紗の名古屋帯がとっても合うんです。今回は色々な小物と合わせたシーン別コーディネイトの展示コーナーも設けていますので、是非ご覧になりたい方は、冷やかしにお出かけください。
【南の織りと東の染め展のご案内】
- 平成24年12月1日(土)~3日(月)
- かわちや店舗にて
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素敵な小物とコーディネイト講座
「こんな場面ではどんなコーディネイトをしたらよいの?」など今回展示の着物、帯小物などを使って、シーン別にコーディネイトのアドバイスをいたします。日頃、コーディネイトに自信のない方は、是非ともご参加ください。
産地のおもしろ話
産地から講師を招いて、着物や帯の制作工程など普段は目にできない物づくりの裏側や、着こなしのポイントなどをお話し頂き、その魅力をお伝えしていきます。
- 大島紬講師 紬のふくはら 福原さん(12月1日、2日)
- 江戸更紗講師 二葉苑 青山さん(12月1日、2日、3日)