岐阜の風土と美濃和紙の文化に育まれた水うちわ。クーラーも扇風機もなかった時代に水につけて仰ぐと気化熱で涼しくなるという先人の知恵の結晶です。光が透けるほど薄く漉かれた和紙につけられた柄も涼しげで、実用だけではなく、インテリアとしてお部屋を彩ることができます。
水うちわは天然素材と職人の技
徹底して天然素材にこだわった「水うちわ」は、美濃の手漉き和紙、香川・丸亀の竹林、長良川の鵜飼など、岐阜ならではの豊かな川文化と職人の技から生まれました。
100%天然の美濃漉き和紙を使用し、うちわ貼り、絵付け、ニス塗りまで、すべての工程を日本の職人が一本、一本、丁寧に手作りした本物の、極上「水うちわ」です。
透明感ある雁皮紙の美しさ、水をつけて扇ぐ涼しさ。たくさんの職人さんによって一本一本丁寧に作られた極上の「水うちわ」の世界をどうぞご堪能ください。
水うちわの技法
水うちわの出来を左右する下処理。薄く透明度の高い紙を作るためには、不純物を丁寧に取り除いていくことが大切。
紙を漉く工程でも薄く均一に漉かないと出来上がり時の透明度に濁りがでます。通常は1枚が1.8g前後のものを使うそうです。想像できない薄さですね。
紙を乾燥させる工程にも秘密があります。水うちわにする紙は天日で干しています。天日で干すことによって水につけた時の強度に違いが出ます。
極限まで薄く漉いた「雁皮紙」は、光を透過した時に最も美しく見える絵付けの技術と結びつきました。
100%オーガニックの安心、安全な「水うちわ」はバイオリンやチョコレートにも使われる天然のニスを仕上げに使用しています。
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長良橋の鵜飼船乗り場の前に建てられている長良川艶歌の石碑。五木ひろしさんの1984年のヒットソングで、TBSの『ザ・ベストテン』で12年間ベストテン1位を獲得した記念に建てられたそうです。
鵜飼の船に乗船する前に鵜匠さんの説明を聞くことができます。
乗船してから鵜飼が始まるまで結構時間があります。お弁当やお酒を飲みながら暗くなるのを待ちます。
1300年続いた鵜飼の光景は間近で見るとまさに幻想的で感動します。