ずっとお願いしていた待ちに待った更紗の帯が出来上がってきました。三代目更勝さんのパリの街並みを描いた名古屋帯です。この帯は以前小紋の着物でもご紹介した柄ですが、今回は名古屋帯バージョンで誂えさせていただきました。着物バージョンの記事はこちら。
着物も素敵ではあるのですが、どちらかというと帯の方が使いやすいのかなと以前から思っていたので、何度もお願いしたところ今回の帯が完成いたしました。
着物をお好きな方の中に、フランス好きの方も意外に多く、和の着物でフランスを表現できる数少ないアイテムの一つです。
三代目更勝さんの工房は以前見学させて頂いたこともあるのですが、日本の更紗の先駆者でもある工房で、多くの型紙を所有されています。更紗というのは本当に手が込んでいて、この帯も30枚近い型紙を使って製作されているということです。製作工程はこちらのページでも書いてますので、ご興味ある方はご覧下さい。
お太鼓の柄にはエッフェル塔がそびえたっています。モノトーン系のシックな色合いなので、
コーディネイトしやすくどんな小物でも合わせやすいのが特徴です。フレンチレストランやアート鑑賞など色々なシーンで活躍しそうです。オンラインショップでもご購入いただけます。